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ポレポレ

非定形自閉症の長男とADHD傾向のある次男の話。主に母の愚痴。
2024
04,26

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2014
04,16
兄弟が通っていた通級は基本的に1年間です。
なので、3月の初めで二人の通級通いは終わりました。
この後半年間は様子を見る期間になります。
時々通級の先生が在籍校へ来てくれるそうです。
子どもたちはもちろん、私たち保護者も、何か相談したいことがあったら、いつでも来てくださいと言われています。
様子を見ている中でまた必要だと思ったら、改めて通級を申請します。

正直に言えば、とても不安です。

「何かあったら」相談する場所があるということは頼もしいのですが、今まで「何かないように」と通っていた場所がなくなるということで…。
また、教育相談に通っていた心理士さんとの面談も終了しました。
長男も同じ心理士さんに月1で面談してもらっていたのですが、それも終わり。
病院通いも通級へ通う際に終了しています。
放り出された…というのは言い過ぎですが、心細いのは確かです。

でも、通級での1年で、子どもたちはかなり変わりました。
長男は自己評価が低く、いつもネガティブな発言をしたり、苦手なことに直面すると静かにパニックになってたりしたのですが、通級で自信がついたのか、そのようなことがなくなりました。
思い切り体を動かして、ストレス解消できたのも良かったようです。
基本的には運動好きな長男。
でも、失敗が怖いのと、積極的になれないせいで、学校ではあまり外遊びをしていなかったのです。

次男は立ち歩きがなくなり、学校での行動も少しは早くなったようです。
まだほかの子に比べたら遅いし、ボーっとしてしまうこともあるのですが…。
また、自分がやりたいと思っていたことができず、ぎゃーぎゃーと泣いてしまうことがよくあったのですが、気が付くとそれもなくなっていました。
限られた時間の中ではできること、やることを選ばなくてはいけないということを学んだようです。

通う前は不安や悩みもありましたが、通ってよかったと心から思います。
通級に通うにあたって、一番不安だったのは、週1回授業を2時間抜けなくてはいけないということです。
授業についていけなくなるのではという不安がありました。
ただ、それは担任の先生が協力してくださって、通級の時間は国語や算数など授業数の多い教科にしてくださいました。
また、行事がある場合は通級のほうをお休みして参加しました。
成績が落ちることもありませんでしたし、どうしても時間が足りないところは少し残ったり、休み時間にやったりで乗り切っていました。

もう一つの不安は周囲の目でした。
結果から言えば特にいやな思いはしませんでした。
長男の場合は存在感が薄い(と、自分で言っていた)ので朝2時間いなくて、休み時間にいつの間にかいる。という感じであんまりみんな気付いていないようだ。と言っていました。
次男は給食を食べた後に行っていたのですが、みんな「頑張ってね!」とか「いってらっしゃい!」などと言って見送ってくれていました。
時々「なんで行くの?」などと質問されましたが「苦手なことを練習しに行くんだよ」と話すと納得してくれました。
保護者の皆さんからも特に何か言われたりはありませんでした。
役員などの都合で話す必要があった2,3人には話したのですが、他の人には話しませんでした。
でも通級についてとか、毎週授業を抜けることについて何か聞かれたりしたことはありませんでした。
まあ、私の知らないところで何か噂が広まってたりするのかもしれませんが…。

通級のシステムも地域によって色々だと思うのですが、子どもたちが通っていた教室は子どもたちにも私にも合っていたのだと思います。

新学年が始まって、まだ子どもたちの学校での様子はつかみ切れていませんが、通級で学んだことを活かして頑張ってほしいです。


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